畠山奨学金 概要・詳細
畠山奨学金の概要
「畠山奨学金」は公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団の助成によって公益財団法人加越能育英社が定款第4条(2)に基づいて実施する奨学金制度です。 この奨学金には返還の義務はありません。

| 応募資格 | 石川県或いは富山県の出身で、首都圏の四年制又は六年制大学に在学している成績優秀な大学3年生及び4年生。 |
|---|---|
| 募集人数 | 8名(選考の結果、該当者なしの場合もある) |
| 奨学金給付金額 | 年額24万円(2回に分けて給付) |
| 対象期間 | 当年4月より翌年3月 |
奨学生からの寄稿文

中野 恵子
日経BPコンサルティング 取締役
公益財団法人 加越能育英社 評議員
高岡高校出身、1988年 東京大学薬学部卒業
1984―1988年度 畠山奨学生
「富山・石川出身の理系の学生対象の奨学金があるようだよ」と東京在住の親類が教えてくれたのが、大学に入学してすぐの頃でした。東京に来て「一人暮らしとはお金のかかるものだなあ」とひしひし感じていた時に知った、加越能育英社さんの奨学金。それも、返済義務のない給付型です。運よく合格した時の嬉しさは忘れられません。
理系、特に3年生以降は毎日実験があるなど、アルバイトの時間も制限されがちなので、奨学金のありがたみはひとしおで、どれだけ感謝しても足りません。毎月、明倫学館の事務所に状況のご報告にうかがっていたのですが、自分の1カ月を振り返るいい機会になっていました。
社会に出て時間が経ち、改めて感じるのは、人を育てる奨学金の給付を継続していらっしゃるというのは何という偉業だろう、ということです。ほんの少しでも恩返しがしたいと思いながら、未だ果たせていないので、これから考えていきたいと思っています。

岩崎 誠倫
東京大学経済学部卒業
2020年度 畠山奨学生
石川富山明倫学館での四年間は、私の原点です。特に大学四年生を迎えた2020年は、忘れられない一年となりました。陸上部の集大成として挑むはずだった大会は次々と中止になり、就職活動も先行き不透明な状況。当たり前の日常が奪われ、将来への強い不安に襲われていました。
そんな折、貴団体よりいただいた畠山奨学金は、暗闇の中に差し込んだ一筋の光でした。経済的な支えはもちろん、「努力を誰かが見ていてくれる」という事実は、部活動の目標を失いかけていた私にとって大きな心の糧となりました。おかげさまで、最後まで諦めずに自分を律し、無事に卒業の日を迎えることができました。
現在は社会人として、陸上部で培った粘り強さと、寮生活で得た自律の精神を胸に日々奮闘しています。あの苦しい時期に支えていただいたご恩を忘れず、これからは社会の発展に貢献できるよう、一歩ずつ力強く歩んでまいります。
2025(令和7)年度奨学生
Aさん 東京大学・文学部・人文学科 3年
Bさん 千葉大学・国際教養学部・国際教養学科 3年
Cさん 横浜国立大学・経済学部・経済学科 4年
Dさん 東京大学・工学部・航空宇宙工学科 4年
Eさん 東京大学・教養学部・教養学科 3年
Fさん 東京大学・医学部・医学科 3年
Gさん 東京大学・工学部・化学システム工学科 3年
Hさん 東京大学・理学部・生物化学科 4年
Iさん 東京大学・法学部・第二類 3年
2026(令和8)年度の奨学生は、2026年9月頃募集致します。
畠山一清翁墓参
